株主・投資家の皆様へ

代表取締役会長 兼 CEO
齋藤 茂
代表取締役社長 兼 COO
渡辺 康人

株主・投資家の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り、心より厚く御礼申し上げます。

当社グループが主軸を置くゲーム業界では、グローバルにユーザー層の拡大と嗜好の多様化が進み、足元の市場規模は高い水準を維持しています。2025年6月に発売されたNintendo Switch 2は過去最高の滑り出しを記録し、対応ソフトの市場投入の増加が見込まれます。他方で、インディーゲームが映画化されるなど活発なクロスメディア展開や、生成AIの活用幅の飛躍的な広がりが見られるなど、ビジネスモデルと技術の両面での変革も進行しました。2025年10月に閉幕した大阪・関西万博でも、次世代モビリティや低遅延・大容量通信といった先進技術が注目され、今後のさらなる進化とそれに伴う事業機会の広がりに期待が高まります。

こうした状況のもと、2024年8月 期の後半に、クライアントにおけるゲーム開発の方針や考え方の転換を受け複数の開発プロジェクトが中止や失注となり、2025年8月期は開発人財の稼働状況に大きな空きがある状態でのスタートとなりました。しかしながら、期中に立ち上げた海外の大手ゲーム会社との新規プロジェクトや、数年前から進めているプロジェクトなど、ゲーム事業の主要な開発プロジェクトを総じて円滑に進行できたことで、2025年8月期の連結売上高は大きく増収いたしました。レベニューシェア※も想定を上回って増加したことから、営業利益、経常利益ともに、前期の赤字決算からの回復にとどまらず、従前の水準を超える大幅な増益となりました。一方で、長岡京トーセビル建替えに伴い、現存する建物の減損損失等が特別損失として発生しました。
※開発したゲームソフトの販売等に応じて分配される成功報酬であり、原価を伴わない収益。

2026年8月期におきましては、ゲーム事業では引き続き複数の引き合いや商談機会をいただいており、家庭用ゲーム機向けを中心に、活発に開発活動を進めてまいります。取り組んできた主要な開発プロジェクトのうちいくつかは終盤のフェーズに入っていき、入れ替わりに新しい開発プロジェクトの立ち上げが重なる見通しです。そのため、スタッフをスムーズに新しいプロジェクトへシフトさせながら、2025年8月期末にまだ見られた開発人財における稼働状況の空きを適正水準まで解消していくことが肝要となります。また、レベニューシェアは減少することを見込んでおります。その他事業では、非ゲーム領域における市場調査や研究開発など、新しいビジネスの創出に向けた活動により一層注力してまいります。これらのことから、2026年8月期の売上高は前期と同水準、営業利益・経常利益は前期比減益を予想しております。一方で、長岡京トーセビルの建替えに関連して土地の一部を売却するため、固定資産売却益等の特別利益が発生し、 親会社株主に帰属する当期純利益は大幅増益となる予想です。なお、当該売却収入は新オフィスビルの建設資金として活用することを予定しております。

急速に変化する事業環境のなかには、多くの成長機会が存在すると考えております。それらを捉えて、ゲーム領域での事業成長と収益性の向上、また非ゲーム領域での新しいビジネスの創出に取り組み、企業価値の向上に努めてまいります。

株主の皆様には今後とも、当社グループに対するご理解とご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

2025年11月

代表取締役会長 兼 CEO 齋藤 茂

代表取締役社長 兼 COO 渡辺 康人

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